教師に言いたいコロナにおける大学生の葛藤
このCovid-19が流行している中、前半はオンライン授業を行っている大学がほとんどで、東京周辺の大学は2020年度は一年オンライン授業になることが濃厚だ。
そんななか一学生の本音を書きたいと思う。
不満は課題の多さ?
よく言われているのが、課題が多すぎるという不満だと思う。
実際に多いと不満を垂らしている生徒は多い。が、そもそも大学受験や高校時代の課題の量を考えると私はそのこと自体は大きな問題ではないと考える。
本当の問題はフィードバックの無さである。
生徒と先生の間で、オンライン授業に関するフィードバックがあっても簡単な選択式のアンケート程度であることが生徒の中での授業に対する不満を増大させている。
課題に関していうのなら、レポートに対する評価が送られてこないことが多く一方的に送っている形になっている。
これでは、課題をこなしている感覚しかなく、やる気が出ないのもうなずける話である。
また、生徒間のフィードバック。カッコつけて言ったが要するに交流が少なすぎるということだ。
授業の中でみんながどこまで理解できているかわからない、相談できるほどの交友関係を作れていない。この不安は想像以上なものだ。
課題の流し具合なども、本来ならその場で話しながらある程度の基準を覚えるものだがそれもない。
もし同じ課題量でも、話し合える人間がいればそこまで苦にはならないはずだ。
最後に
このコロナの期間で、大学という場が研究というだけではなく、自立した交流の場という側面を強く持っていることを身をもって知った。
小中高の学生が学校に通う中、精神を病む生徒の声も聴く。
県をまたいで生徒が集まるという特殊性があることは理解しているが、それなりの対応を期待したい。
どこかの大学教師がいつか見てくれることを願う。